2016年09月13日

口演童話研究ノート(27)

2−116、口演童話研究ノート(27)

2016(平成28),9

語りの世界第61語り手たちの会

「童話研究」誌の童話会消息、童話界時事などと名付けられた欄から主に活動記事をひろい、各地の口演童話運動の動向を知ろうとしている。今回の特集は「生きる知恵―伝承と記録」ということで、前回からの佐々木喜善のことをさらに書く。宮沢賢治と佐々木喜善はほとんど同時代で、同じ貧困無名の中で死に、その「昔話」と「童話」は取り換え可能だったと提起した。

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2016年09月03日

見えないものを見る

2−115、見えないものを見る

2016(平成28),9

子どもの文化第48巻第8号子どもの文化研究所

 特集「見えないものを見る」は当初、宗教心とか畏怖心とかを想定していたのだが、放射能とアイデンティティ喪失についての論として「イギリスで”Fukushima Legend 2016”を語って見えたもの」矢部みゆき、戦争に死を利用されることについての「実存主義〜まなざしをこうむる存在の再発見〜」尾崎暢俊、家族介護をめぐる関係の喪失について「朝の停電」遠山昭雄をいう書き手のラインナップとなった。これらの共通性として「もう終わりかと思われたことの後」という言葉を提示して、まとめとして「見えないものを見る」を書いた。

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