2017年01月24日

大逆事件とお伽芝居

2−117,大逆事件とお伽芝居―沖野岩三郎『宿命』にみる高尾楓蔭の活動

2016(平成28),12

人間文化研究第37人間文化学会

 沖野岩三郎著『宿命』は、大逆事件に深くかかわりがあり、大石誠之助とともに、新宮で活動していた、キリスト教牧師にして作家である沖野の、大逆事件への連座を免れたことへの文学的証言であると期待されていた。しかし権力の弾圧は激しく、そのような声は圧殺されざるを得なかったということであり、『宿命』には何の痕跡も表現されていないというのが定説であった。しかし社会史研究の見方からすれば、高尾楓蔭のお伽芝居の痕跡がそこにとどめられており、沖野の血を吐く様な思いがうかがいとれることを実証しているのだ。

posted by hotta at 08:33 | TrackBack(0) | 論文 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2017年01月03日

箕面市立図書館に寄贈された上笙一郎コレクション

3−2−53,箕面市立図書館に寄贈された上笙一郎コレクション

2017(平成29),1

子どもの文化第49巻第1号子どもの文化研究所

 2015年1月29日、81歳で亡くなられた児童史、児童文化史研究者、上笙一郎氏の紙芝居コレクションが、1995年から箕面市に寄託されていたものが、ご遺族山崎朋子氏のご厚意で、正式に寄贈となった経緯と、上コレクションの存在意義を記したもの。

posted by hotta at 07:16 | TrackBack(0) | 書評、エッセイその他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする