2007年04月04日

2006年

この一年2006年

京都学園大学司書課程年報2006年、2007年3月発行
まずは「子どもの文化」誌の編集からである。2006年3月号特集「語りが拓く」、9月号特集「指定管理者制度を問う」を担当した。別冊「子どもの文化」第8号には「書評『メディアとしての紙芝居』鈴木常勝著」を書かせてもらった。いつものということでは、「語りの世界」誌に「口演童話研究ノート」を連載させてもらっていて、第42、第43号にそれぞれ(8)と(9)を書いた。それだけでなく昨年暮れに語り手たちの会公開セミナー「語り手は物語を生きる」で発言したものをまとめた「今が戦争前なのか」を第42号に掲載した。そして、2年目だが『子ども白書』2006年に「紙芝居の復権」を書いた。これも毎年の仕事になりそうだ。
また、別府史談会の発行する「別府史談」第19号に「油屋熊八・梅田凡平・お伽船」を書いた。別府観光に関係する論文なので、地元の歴史に関心のある人たちのための雑誌に発表できたのはうれしかった。
 このことをはじめとし、今年はかなり外からお声がかかり、そこに答えて仕事をしたということが多く、ありがたいことだった。京都中ロータリークラブから依頼されて環境紙芝居づくりの相談にのり、講演したり、刊行された、きむらゆういち作、花之内雅吉絵、小森紗綾香編集の紙芝居「うみがみえたよ」の解説を書いた一連の仕事もそうであった。
 キャプションで名前が出たわけではないが、NHK大阪から連絡が入り、朝ドラ「芋たこなんきん」に数回出てくる紙芝居シーンの監修もした。半日ほど付き合って紙芝居屋さん役の桂勢朝さんにアドヴァイスしただけだから日当5000円(税別)だった。でも放っておいたら紙芝居屋さんが標準語で演じていたかもしれない。
 名古屋柳城短期大学が開いた「紙芝居の魅力と演じ方」シンポジウムでは右手和子、阿部明子先生らと同席できた。この記録は柳城短大紀要に掲載される予定。年内発行だが手に渡るのは年明けだろう。
 おもしろいということでは、大学に原稿依頼の電話が入った、廣済堂出版の『書き込み年表式自分史アルバム』。お年寄りに自分史を書き込んでもらうという実用書だが、記憶喚起のために紙芝居の記事を書いてほしいということだった。戦前の紙芝居の絵も入れたいということで、大空社復刻の永松健夫『黄金バット』を紹介した。日野原重明や輪島功一、三浦雄一郎などという有名人に混ざって我1頁があるのがおもしろい。
 今年のメインの仕事は『はじめよう、老人ケアに紙芝居』遠山昭雄監修、雲母書房、と『都市福祉のパイオニア 志賀志那人 思想と実践』志賀志那人研究会、和泉書院に書かせてもらったことだが、これも不思議なことに、2冊とも福祉関係というこれまであまり縁がなかった領域。
 大学も司書課程も、戦国時代でサバイバル、しばらくはとても大変であろう。来年は新規講義も入り今から準備など、がんばらなくっちゃ。
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posted by hotta at 08:08| Comment(0) | TrackBack(1) | この一年 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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Excerpt: 京都学園大学司書課程年報2006号を発刊。そこに書いた2006年の報告をアップ。
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