2007年12月05日

口演童話研究ノート(11)図書館のお話会・大正13年〜昭和2年

2−62.口演童話研究ノート(11)図書館のお話会・大正13年〜昭和2年

2007(平成19),12
語りの世界第45語り手たちの会

「図書館雑誌」バックナンバーで探れる一番古いお話会の記録、大正13年から昭和2年までを採録。これで、大正13年から昭和19年までの図書館におけるお話会の記録を、すべて網羅したことになる。個々の図書館史を調べれば、石川県立図書館が大正2年からストーリアワーを始めていたり、山形県立図書館が大正8年にお話会を始めたりしていて、もっとさかのぼることができるはずだが、「図書館雑誌」のイベント記事としてはこの間になる。
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2007年10月04日

京都妖怪観光

2−61.京都妖怪観光

2007(平成19),10
子どもの文化第39巻第10号子どもの文化研究所

特集「おばけの世界」を企画し、編集意図を交えて書いたもの。他の執筆者、香川雅信「妖怪博士の告白―私の妖怪研究」、松波幸雄「現代人の病理と妖怪」、真鍋昌賢「声の文化としての怪談―子どもの世界へのアプローチ」。比較日本文化研究会のメンバーや、妖怪文化研究の成果をはじめて、子どもの文化に応用、交錯させた企画。
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2007年06月01日

口演童話研究ノート(10)図書館のお話会・昭和15年〜敗戦

2−60.口演童話研究ノート(10)図書館のお話会・昭和15年〜敗戦

2007(平成19),6
語りの世界第44語り手たちの会

公共図書館でのお話会がいつから行われたかを、「図書館雑誌」バックナンバーに探った。今回は昭和15年から敗戦にかけての記事。戦中体制の下で元気だった石川県の図書館の特集がされていた。最終的には大阪では図書館が託児所になるという記事が出ており、図書館が立ち行かなくなっていったことが、象徴的に表されている。
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子どもと学校がたどる道

2−59.子どもと学校がたどる道

2007(平成19),6
子どもの文化第39巻第6号子どもの文化研究所

特集「道草・逃げ道・迷い道」を企画し、編集意図を交えて書いたもの。他の執筆者、佐々木高弘「切れた子ども世界の地図」、常盤洋美「脱線指南―紙芝居づくりからみえてくる子どもの心」、今村梓「学校見取り図にない、逃げ道を探して」。2005年2月号特集「学校があぶない」、同10月号特集「学校制度を直視する」からの継続した問題意識により、学校が問題を解決できる主体となり得ていないことの指摘を続けている。
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2007年04月09日

2007年03月14日

再び「瀬戸内海コドモ連盟」について

2−58.再び「瀬戸内海コドモ連盟」について

2007(平成19),3
人間文化研究第19号京都学園大学人間文化学会

2−12「『瀬戸内海コドモ連盟』について―続観光と児童文化」を受けて、「コドモ愛護」誌の「広島の運動に使いして」という阪田枡造の記事の発見によって、これが口演童話サイドではなく、児童愛護運動の一端であることが判明した。メンバーはまったく「お伽船」の梅田凡平や原北陽などであるが、趣旨と組織は、志賀志那人らの児童愛護運動であったのだ。
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2007年02月02日

「ふしぎとぼくらはなにをしたらよいのか」いじめ問題

2−57.「ふしぎとぼくらはなにをしたらよいのか」いじめ問題

2007(平成19),2
子どもの文化第39巻第2号子どもの文化研究所
特集「壊れる子どもたち」といういじめ問題についての特集に応じて書いたもの。橋本治の1983年の小説「ふしぎとぼくらはなにをしたらよいのか殺人事件」と、その次の年に出された浅田彰の「逃走論」を引き合いに出しながら、二十年以上前から変わらない、いじめ問題への硬直した論議に対して違和感を表明したもの。
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口演童話研究ノート(9)図書館のお話会・昭和12年〜14年

2−56.口演童話研究ノート(9)図書館のお話会・昭和12年〜14年

2006(平成18),12
語りの世界第43語り手たちの会
公共図書館でのお話会がいつから行われたかを、「図書館雑誌」バックナンバーに探った。今回は昭和12年から14年にかけての記事。秋田県立図書館に塩谷羊友、笹山道彦について問い合わせた答もあわせて載せて置いた。
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2006年06月06日

口演童話研究ノート(8)図書館のお話会・昭和9年〜11年

2−55.口演童話研究ノート(8)図書館のお話会・昭和9年〜11年

2006(平成18),6
語りの世界第42語り手たちの会

公共図書館でのお話会がいつから行われたかを、「図書館雑誌」バックナンバーに探った。今回は昭和9年から11年にかけての記事。日本の植民地だった台湾の図書館の子ども向けプログラムなども報じられていた。
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2006年03月11日

油屋熊八・梅田凡平・お伽船

2−54.油屋熊八・梅田凡平・お伽船

2006(平成18),3
別府史談第19号別府史談会

これまで続けてきた「お伽船」の研究の成果を、地元別府の郷土史に関心を持つ人々の雑誌「別府史談」に、わかりやすく、図版を多くと心がけて、全体像を描いた論文。これまでの論文の抜き刷りを大分県立図書館と、別府市立図書館に寄贈していたものを、「別府史談」の会員が読んで、連絡をしてきたことがきっかけになった。梅田凡平は地元でもほとんど忘れ去られており、多様な研究的関心を惹起させたい。
別府大学地域連携プログラム(repository)「別府史談」
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2006年03月09日

語ることの意味

2−53.語ることの意味

2006(平成18),3
子どもの文化第38巻3号子どもの文化研究所

特集「語りが拓く」を編集企画し、その巻頭に総括的に書いたもの。まずアジア太平洋大戦後のストーリーテリングと大戦までの口演童話との間の断絶をとりあげ、その橋渡しの試みも一瞥した。それから口演童話と近代以前の口承との断絶と、事件や災害の「語り部」に触れる。そして語りの運動の成果と進行を七項数え上げ、現代の課題と成果を述べた。特集の他の執筆者は櫻井美紀、寺内重夫、今村梓、須山優子。
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2005年12月06日

口演童話研究ノート(7)図書館のお話会・昭和6年〜8年

2−52.口演童話(7)図書館のお話会・昭和6年〜8年

2005(平成17),12
語りの世界第41語り手たちの会

公共図書館でのお話会がいつから行われたかを、「図書館雑誌」バックナンバーに探った。今回は昭和6年から8年にかけての記事。『日本口演童話史』によると、秋田では塩谷羊友と笹山道彦が図書館に拠って、長く童話会を続けたとあるが、昭和8年の図書館雑誌には笹山の記録があった。

正誤表
P57 下段 1行目 (一九三五)を(一九三一)に
P60 下段 1行目 奥羽の下に(四六〇頁)を付け加える
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さらに広がるには紙芝居の危機をのりこえること

2−51.さらに広がるには紙芝居の危機をのりこえること

2005(平成17),12
子どもの文化第37巻12号子どもの文化研究所

特集「広がる紙芝居の世界」の一記事。七項にわたって、紙芝居の危機を数え上げている。1.教育紙芝居の原稿料システムの劣悪さ、2.教育紙芝居の制作者の高齢化、3.教育紙芝居の出版点数の少なさと保存の悪さ、4.映画に出た誤った紙芝居舞台、5.アメリカからの紙芝居研究、6.紙芝居研究環境の劣悪さ、7.紙芝居イメージの標準化。
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2005年10月01日

学校制度を直視する

2−50・学校制度を直視する

2005(平成17),10
子どもの文化第37巻10号子どもの文化研究所

巻頭言「この時代の百鬼夜行」」と「組織としての『学校』をめぐる問題 『これでは危うい』学校現場の声をリポートする」を執筆し、特集全体を今村梓と共同で企画した。「ようこそ、少年Nとあなたが夢見た世界へ」今村梓、「子どもと時間を考える―みんなで引き受けて育てること―」菅澤順子。学校の制度としての一体性のなさを明るみに出したいという意図があった。それからさらに進んで、学校さえ良くなればすべてが良くなるわけではないことや、子どものすべてを引き受けなくては、子育てなどできるわけがない、という点を、学校化社会に対峙させた。
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2005年09月18日

口演童話研究ノート(6)図書館のお話会・昭和3年〜5年

2―49・口演童話研究ノート(6)図書館のお話会・昭和3年〜5年

2005(平成17),6
語りの世界第40語り手たちの会

公共図書館でのお話会がいつから行われたかを、「図書館雑誌」バックナンバーに探った。今回は昭和3年から5年にかけての記事。出てくる口演童話家の名前を『日本口演童話史』に対照させながら、整理していった。
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アジア、紙芝居からアニメまで

2-48・アジア、紙芝居からアニメまで

2005(平成17),1
ジャイロス第10号勉誠社

日本を発信地としてアジア諸国にひろまった紙芝居からアニメーションにいたるポップカルチャーの流れを追った。特に日本NGOの専門家として紙芝居指導を行ったラオスについては詳しくふれている。紙芝居の伝統が、日本マンガ、アニメの表現に独自性を与え、世界性のあるコンテンツに育ったと主張。それがかならずしも豊かではない制作条件を背景にしており、そのこと自体がアジア的な共通性を持っている。
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